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みなさん御承知の通り、日本は大変なことになっています。
地震発生から涙を流さない日はありません。
今回の被害が大きくなった原因は津波です、今まで何度か経験した津波のイメージが強く逃げ遅れた方が多かったのも事実のようです。
しかし、今の高齢化社会の日本で、寝たきりの方が他の避難をどれくらい確実に出来たのでしょうか？地震によりまず市役所などの機能が全くなくなり、情報が全く入らなくてそのまま津波に会われた方も多かったのではないでしょうか？そうなると災害になれている日本とて、どうすることも出来ません。
津波に流されて樹木の上部の枝に引っかかっている遺体・・・・しかしそこまで誰も行けなくて、ただ見ているしかない。
今回の救助活動の妨げとなっているのは水でもあります。
寝たきりの御老人がわずか４０Cmの浸水で溺死されたり、見えている水中の遺体も引き揚げられずにいるそうです。
がれきの下敷きになりすでに死亡している娘さんのそばで彼女の頭をなでながらひと時も離れようとしないお母さん。
跡形もなくなった家の前で一人
「おかーさん・・・・・おかーさん・・・・。お母さんがいない・・・お母さんがいないの・・・・」
と大声で泣き叫ぶ小学生の女の子・・・・・
毎日このようなニュースで心が痛みます。
しかし、私達は　「嵐が強い樹を作るように、どんな悲惨な目にあっても、我々は生きている限り、確実に強くなる。原爆を落とされたって、戦争に負けたって、地震だって、台風だって、メチャクチャになっても立ち上がってきたじゃないか日本人！今こそ力を合わせよう、そして一緒に頑張ろう」（アーティスト奥野敦士さん）
そんな気持ちです。

世界各国の方からのメッセージはwebなどを通じて、被災者だけでなく、今回災害をまぬかれた一般市民にも届いています、その結果、停電による不便や停電事態にもほとんどの方が文句を言うことなくなります、その暖かい気持ちに皆が感動し、
「このくらいの事・・・」と協力しています。日本という国はやはり素晴らしい国だと認識します。
また、世界から見た日本が私達日本人が思っていた以上に愛されていることを知ることが出来てとてもうれしいです。

どうやら私たちは誰か（？）により日本は駄目な国だとか、嫌われているとかいうイメージを植え付けられているように思います、実際はそうではない。（そこには国際的・・・政治的・・・なにおいがして気になりますが）

とにかく今はすぐに現地に行きたい気持ちを抑えて自分たちの生活をいつも通り明るくやり遂げ、出来ることから少しずつやろうと思います。
きっと仮設住宅やその他のライフラインの復旧にマンパワーが必要になると思います、その時のための準備と、諸団体を通じての金銭や物資の寄付を行う予定です。

今、原発が気になりますが、今後注意深く見守るしかありません。この事態になると政府の力を馬鹿にするわけではありませんがその存在が小さくすら見えます、やはり国は市民パワーが基本なのだということを感じます。

今国民が期待していることの一つに、この災害をきっかけにもっともっと強い国になれるのではないか？と思っていることです、会社も同じですが一人ひとりの力を結集した時の力は想像を超えた力になることを実感します。
地震直後から下がった日本の株価・・・・。当然景気はどちらかというと悪くなるでしょう、でもこれは私だけが思っていることかもしれませんが・・・
「だから何だ！？」
という気持ちです。
「命あるじゃないか、無くなった方の分も一生懸命生き抜くんだ、日本が世界のお手本になるようにしよう、いや、きっとなれる」

笑顔でいることは不謹慎ではありません、辛い時こそ笑顔を作りましょう、現地のインタビューで平然と笑顔でお答えになられている御老人を見て勇気をもらいました、周りの僕たちも笑顔で・・・・心も笑顔で、皆で祈り応援しましょう。

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